厚労省雇用・働き方賃上げ・処遇改善研修・人材育成

キャリアアップ助成金

非正規雇用労働者の正社員化や処遇改善を行う事業主に対して支給する助成金制度。

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詳細説明

概要

キャリアアップ助成金は、厚生労働省が運営する助成金制度で、有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化や賃金上昇、処遇改善に取り組む事業主に助成を行います。事業主は取組の計画を策定・提出し、就業規則等の改定や実際の正社員転換、賃金増加などにより助成対象となります。

対象事業者

雇用保険適用事業所の事業主全般(民間事業者、公益法人、医療法人、社会福祉法人等も含む)が対象で、特定の法令違反や倒産状態、不正行為のある事業主は助成対象外です。事業規模による制限は特になく、企業規模問わず利用可能です。

補助内容

キャリアアップ助成金の主なコースは以下の通りです。 - 正社員化コース:非正規雇用労働者を正規雇用労働者等に転換した場合に支給。 - 障害者正社員化コース:障害のある非正規雇用労働者の正社員化に支給。 - 賃金規定等改定コース:非正規雇用労働者の基本給賃金規定を一定以上増額改定した場合に支給。 - 賃金規定等共通化コース:非正規と正規の賃金規定等を共通化した場合に支給。 - 賞与・退職金制度導入コース:非正規雇用労働者を対象に賞与や退職金制度を導入し支給・積立てを行った場合に支給。 - 短時間労働者労働時間延長支援コース:短時間労働者を新たに社会保険適用とし労働時間延長などで収入増加を図った事業主に支給。

助成額は企業規模、対象労働者の雇用形態などにより異なり、正社員化コースでは重点支援対象者に対し増額されるほか、規定の新設、多様な正社員制度の規定、新設により加算されます。賃金規定等改定コースでは増額率により助成額が区分され、職務評価や昇給制度の新設で加算があります。

申請方法

申請にあたっては、事前に「キャリアアップ計画」を作成し、各コースの取組開始日前日までに所管の労働局長へ提出する必要があります。申請書類や添付書類(雇用契約書、就業規則、賃金台帳等)を整え、取り組み後6か月分の賃金支払日の翌日から2か月以内に支給申請を行います。申請は窓口、郵送、電子申請に対応しています。電子申請にはGビズIDの取得が必要です。特に複数年にわたる取組や計画内容の変更がある場合は管轄労働局への届出が必要です。

注意事項

- 助成対象労働者は一定の要件を満たす有期雇用労働者等で、新規学卒者は一定期間の雇用経過要件を満たす必要があります。 - 正規雇用転換後は賞与・退職金・昇給制度が正社員に適用されている必要があります。 - 賃金増額の計算に含められない手当や規定があり、固定残業代の扱いに注意が必要です。 - 不正受給が発覚した場合は全額返還・延滞金・罰則・公表等の厳しい処分があります。 - 支給申請の上限人数や回数に制限があり、併給調整もあるため注意が必要です。 - 助成金の贈与や申請取下げ、期間内提出等のルール遵守が必要です。 - 外国人労働者の一部は支給対象外とされています。 - 短時間労働者労働時間延長支援コースは旧社会保険適用時処遇改善コースからの切替えも可能ですが両方の併給はできません。 - 助成金の詳細や申請書類は厚生労働省HPや管轄労働局・ハローワークで確認・入手してください。

より詳細な情報や最新の申請要領については、厚生労働省のホームページを参照してください。

対象要件

注意事項

非正規労働者の正社員化や賃金処遇改善に対する助成を目的とする。計画の提出が必須で、支給申請期間が厳格に定められる。電子申請にも対応し、助成額は企業規模や対象者により異なる。

法的根拠

労働契約法、労働者派遣法、短時間・有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律等に基づく。

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